体感時間理論(仮説)
今年、俺は40歳になる。人は初老などといったりする。失敬な!
今日、映画館に向かいながら、時間についていろいろ考えをめぐらせていたら一つの仮説にたどりついた。くだらない、長い話になる。
まず、子どものころって早く大きくなりたかった。でもなかなか時間はたたなかった。季節が待ち遠しかったり、進級が待ち遠しかったりしたが、なかなか時間が過ぎるのが遅く感じた。
しかし、20歳を過ぎ、30歳を過ぎ・・・子どもが生まれ・・・と齢を重ねていくと、「時が経つのが早いなー」と思うようになる。お年寄りに聞くと「あっというまに1年が過ぎる」などと言われる。
人生を生きれば生きるほど、その経過した時間と、人生の残りの時間との相対的な関係によって、時間の過ぎるスピードが速く「体感」するのではないかと思うのである。スピードに関する係数には個人差があると思うが概ね次のようなことが言えるのではないか。
人生80年と考えたとき
0歳のとき、24時間は24時間として体感する。
40歳のとき、同じ24時間を12時間と体感する。
60歳のとき、同じ24時間を6時間と体感する。
70歳のとき、同じ24時間を3時間と体感する。
80歳では、24時間を1時間くらいに感じる。
100歳なんていうと、24時間を10分くらい・・・かな。
80歳になると、ああ、1日過ごしたなー、24時間くらいたったなーと思ったら、もう1ヶ月くらい過ぎているのだ。
これが真実であるならば、それを知った上で生きるべきだ。
1、若いうちの方がたくさんの時間が使える。
2、時が過ぎるスピードは過去よりも未来が早い。
とにもかくにも時間は大切に使いたいなってことだ。
今の俺は、とりわけ大切な時間をすごしている。今夜は徹夜だ。