幸せ前倒しの法則
幸せについて、ずーっと研究している。
そして、ほとんどの幸せは前倒しでやってくる。
社屋を建てたときも、ホテルを買った時も、その幸せのピークは融資が通った時だった。
融資が通るまでは、「どんな社屋ができるだろう」、「俺、ホテル持ってるさってかっこいいな」とか、ものすごくワクワクしていたのに、融資が通る=夢が実現するってわかったとたんに熱は冷める。
高校入学もそうだと思う。入試で合格した時は飛び上がって喜ぶ。泣いたりもする。でも、入学式に泣く人はいない。
結婚もそうじゃないかな。「結婚しよう」「はい」なんて言ってる時がピーク。結婚式のうちあわせではうんざりし始めて、結婚式はなんとなく流れて、一緒にくらと「なーんだ、こんなもんか」のような。
前倒しじゃないのは子ども・子育てくらいかな。毎日がピークを迎えている。昨日よりも今日、今日よりも明日、より可愛くなり、愛おしくなる。
っていう風に、幸せが前倒しでやってくるなら、向かうべき夢は、その次の次の次くらいまで用意しておいた方がいい。達成したい夢を10個くらい持ってたら強いだろうな。燃え尽きることなく、次へ次へ向かえる。
今の私には「戦争法に賛成した函館市議会議員を攻撃し、落選させる」っていう小さな夢から、「自家用機を買って自分で操縦する」っていう中ぐらいの夢まで100個くらいある。とりあえず、「あーあ、全部の夢、達成しちゃった。これからどうしよう・・・」っていう寂しい気持ちにはならなさそうだ。