加藤進@永遠の旅行者
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【日本 小笠原諸島 4/11】

〈母島のダイビング〉

朝から昨日のダイビングを思い出しているわけだが、それはブルーオーシャンであった。海だから、当たり前だが、私が言いたいのは、経営的にってことだ。母島にはダイブショップが一つしかない。どのポイントも独り占めだ。どのポイントも自分と同じ船のゲストしかいない。海、1社占めって感じ。しかもその一社も個人事業ではなく、漁協の経営なのだ。漁協とダイブショップはどの地域も対立する。自らの生業のために、無用な争いをする。でも、母島では、パートナーシップなのだ。面白い。この建物の右側のダイブショップを三浦さん、左側のカフェをその配偶者がやっている。なんだか、素敵だよな。

〈朝食〉

納豆があって生卵があって、味付けノリがあって、ご飯、味噌汁、塩サバ。計算された美しさを感じる。

〈バイク借りた〉

24時間、50cc、6000円。函館のレンタカーより高い(笑)まず、小富士ってとこに登山に行った。1人で登るのは寂しいなーって思ってたところに、港から4kmを徒歩できたというお兄さんを見つけたので、「一緒に行こう」って声かけて、ご一緒した。社会人2年目のJR職員だった。予想よりも苦しい登山だったが、予想よりも素晴らしい景色で感動した。

〈Nビーチ〉

誰もいないビーチがあったので、30分ほど、プライベートNビーチにした。強い太陽、強い風、最高だった。タイマーを使って自撮りもしたけど、公序良俗に反するので掲載しません。

〈警察〉

白バイ一台とパトカー一台がここにあった。そして、午後2時にははじま丸に動きがあるから、その時間、警察は港にいることになる。しめしめ。楽しいドライブができそうだ。

〈北港〉

母島は戦前、北に一つ、南に一つ、町があり、栄えていた。戦中に、全島民集団疎開となり、二つの街は置き去りにされた。戦後、南の街だけは復興した歴史だ。その潰れた街の港に行ってきた。街そのものが蒸発したかのようになかった。ドローン飛ばして、シュノーケルましたが、美しい海と空だった。

写真は行く途中にあった看板。いみふ。

〈星空〉

星空を見るスポット(旧ヘリポート)に行ってきた。ものすごい数の星たちが見れて幸せだった。ただ、月が太陽のように眩しかった。写真は夜空です。星は心の目で見てください。

〈今日の名言〉

「人間は恋と革命のために生まれて来たのだ」

『斜陽』太宰治著より。15歳くらいから26歳まで、実践してた。26歳で結婚し、革命だけになり、離婚と同時に、また元に戻り、会社の譲渡によって、革命からも退き、現在は恋だけのために生きている。なーんちゃって(笑)

〈明日の予定〉

午前10時にバイクを返し、12時の船で父島にわたり、15時発のおがさわら丸を盛大に見送る。わくわく。

以上

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加藤進(かとうすすむ)

加藤進

Susumu Kato

  • アトム不動産 代表

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