給料の一筆
給料が振り込みになって2回目の給料日を迎えた。薄っぺらい給料袋を配るのはなんだか切ない。今回からは給料明細の紙の右側に余白を設け、一筆を入れることにした。当日の0時から2時間かけて45枚書いた。
しかし、今回も文句が出る。他の人と給料明細を見比べて「少ない」というのである。給料が少ないと言われれば、科学的な反論もできるが、「社長からの文章が足りない」と言うのである。これには苦笑する。
文章の量じゃないのだよ。その行間に、その文字間に、私の思いがびっしり入っているのが読めませんか? 少ないなら少ない文章をもっと味わってほしいなー。愛って、量より、質なんだよ。かなり愛を込めてるんだけどなー。とりわけ愛を込めて書いている人に限って愛が足りないというのだ。愛されることに慣れてないのかもしれない。
いや、本当に愛が足りないのかもしれない。次回までにもっと愛を加速させておこうかな。