東横イン問題
私はホテルのコンサルをしていて、そのホテルのライバルは明確に東横インに照準を絞っている。東横イン以外のホテルは敵ではない。東横インさえ見ていればOK。そういう業界標準、業界最大手と言っていいのが東横インだと思う。ライバルではあるが、私は基本的に東横インに泊まるし、東横インのカードも持っているし、私の義母も東横インの大ファンである。あのホテルはすごい。どうしてすごいのか・・・社長の本を読んでますます仰天した。正直なところ、あの社長を尊敬すらしていた。
しかし、今回の事件である。まるで負け知らずのようなこの巨人がどうしてこのような姑息なことをしなければならなかったのか。法律を曲げなくても、正面突破で、十分に競争に勝ててきたではないか。不思議で不思議でならない。利益の上がらない障害者向けの部分を利益を生み出す部分に変更したのだが、もっともあの社長らしくないことをしている。まったく信じられない。なぜ違法性を十分に承知しながら、そのような指示を出してきたのか、経営トップとして、それを判断した心情を知りたい。個人的興味であるが。
「ばれたら仕方が無い。治せばいいんだな」ではなくて、どうしてそういう判断をしたのか。みんなの前で言えなければ、私にだけでいい。こっそりと教えて欲しい。あなたの著書を3回以上も読んでいるファンなのですから。